まとめ買いで爆騰待ち!低位株バスケット買いのススメ #2
皆さんこんばんは。双子父です。
前回に引き続き、こちらの記事で紹介されている低位株バスケット買いおすすめ10銘柄を分析し、「低位株バスケット買い」の有効性を検証します。
前回は、9倍株のリミックスポイントと2倍株の新日本理化の上昇理由を分析しました。今回は、前回ご紹介できなかった、新日本電工、ジーンズメイトの上昇理由をご紹介します。
10銘柄の2年前と現在の株価の比較は以下の通りです。
新日本電工
クロムやマンガンなどの合金を生産する企業です。2016年と比較して株価は2倍!ピーク時は500円以上の値を付けました。以下、株価推移と売上の推移です。
2017年12月期の実績は営業利益96.4億円と前期比5.6倍。中間発表等もあり、株価は徐々に値上がりし、ピーク時には500円以上の値をつけています。。
一方で、2月8日発表された2018年12月期の見通しは営業利益50億円で前年比48%減益。想定外の減益見通しに、今期の増益よりも来期の減益のネガティブなインパクトが先行し、そこから株価を大きく下げてしまっています。
ただ、今現在は大幅下落から一旦落ち着き、この2ヶ月ほどはほぼ値動きありません。PER9.9倍、PBR0.71倍と指標上は超優良株です。前期から減益といっても今期の稼ぎは2016年と比較して大きく改善しています。来来期は増益見込みのようですし、株価が落ち込んでいる今こそ、買いなのかもしれませんね。
来期の予想まで見据えるのは難しいですが、チャートをこまめに分析し、上昇トレンドに乗っているかどうかは判断することができます。例えば、新日本電工の株価は、2016年の後半からは完全な上昇トレンドなわけです。株価を推移を分析し、上昇トレンドに乗ってしまうというのも購入の一つの指標となりそうです。
その後爆騰するかどうかは。。。時の運。
ジーンズメイト
どんなおしゃれっ子でも、一度はお世話になったことがあるであろうジーンズメイトです。9期連続赤字で株価は180円ほど、絵に描いたよう場ボロ株でしたが、2017年2月ライザップに買収されてから一転、株価が増え続けています。ロゴもカッコよくなりました!
株価と売上の推移です。
2019年3月期は、売上高は減るものの営業利益は黒字化する見込みのようです。
株価に関しては、長らく低位株として100円200円あたりをうろちょろしていたものの、2017年年始のライザップグループへの加入を受け、株価が180円から260円に大幅高。
さらには、2017年中頃にライザップグループ・ブームが到来し、その期待感から関連株が全面高。ブームに乗って株価が大幅上昇しています。この時点で200円程度から600円くらいに爆騰。
さらには、ガイアの夜明けでジーンズメイトが取り上げられるというニュースを好材料に更に株価高騰、一時期1200円台をつけました。
いまは少し落ち着き、800円台で推移していますが、期待通り黒字決算の場合、1000円台回復は硬いと思われます。
記事が書かれた当初、ライザップから買収されることはさすがに予見できていたとは思えませんが、今回のような大きなブームに乗る、というのは株購入の基準の一つかもしれません。
買収元の企業の状況を見て、成長が見込める企業なのであれば、同様に買収されている企業の株を横展開するのは戦略としてありそうです。
でもなー、ライザップがこんなにM&Aに積極的に出るなんて、想像できなかったよなー。。(ボソッ)
まとめ
前回に引き続き、2回に渡ってお伝えした、低位株のバスケット買いの検証、いかがでしたでしょうか。
まとめると、低位株を購入するにあたって条件は、
- 市場の将来性(リミックスポイント)
- 新興市場であったり、国策企業であったり
- 実績の上方修正狙い(新日本理化)
- 低く見積もりがちな企業を特定
- 予測で落ち込み後、購入、上方修正で稼ぐ
- 上昇トレンドに乗る(新日本電工)
- 単純に上昇トレンドの株価を購入
- 移動平均線を参考に
- 買収元の企業の成長性(ジーンズメイト)
- 買収元がイケイケの場合、大きく伸びる可能性
- 同じような買収株を横展開するのは有効そう
の4点となりそうです。
今後も機を見て低位株の爆騰条件、レポートしていきます。
ではまた。。
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